ブックロア BOOKLORE

ノブうどん帖

2019年2月9日発売
112ページ/カラー 148×210 mm
ISBN978-4-9903667-9-7 C0077
本体価格 1,600円+税
 
文とレシピ:一井伸行
絵:マメイケダ

ノブうどん帖

けったいなうどん本

 二〇〇四年から「ノブうどん」という、うどんのワークショップを各地で開催している一井伸行(いちいのぶゆき)さんのうどんのレシピ集です。著者の一井さんは普段は会社員をされていますが、週末には各地で大人や子供に向けたうどん打ちや出汁のとり方のワークショップを開催しています。
 この本は、著者がうどんを打ち始めた頃のこと、そしてワークショップを開催するようになったきっかけなどのエッセイからはじまり、基本的な出汁のとり方やつゆの作り方、うどんの打ち方、その他ワークショップの中で作ってきた、うどんのレシピを掲載しています。とても丁寧な手順で紹介されていますので、ご家庭でも美味しいうどんが作ることができます。
 また一井さんは、「うどんスケッチ」と称して、親しい知人をイメージしたオリジナルのうどんを作ることがライフワークでもあり、そのオリジナルうどんを、画家のマメイケダさんに描いてもらい、本の中に収めています。
 レシピだけではなく読みものとして、画集としても楽しめる一冊です。

一井伸行
1958年大阪府生まれ。奈良県在住。文房具メーカーで働く会社員。学生時代に父が営んでいたうどん屋を手伝うことになり、うどん打ちやだしのとり方を身につける。2004年からは仕事の傍ら「NOBUうどん」という、うどん打ちやだしをとるワークショップを開催するようになった。特別な技術などなくても少し手をかけて体が喜ぶおいしいものを作れたら、自分の大切な人たちを幸せにできると考えている。趣味は音楽とフライフィッシング。ウクレレやマンドリンを弾く。


八月の水 5号

2018年8月1日発売
140ページ 170×190 mm
本体価格 1,200円+税
 
図案人:梅田唯史
編集人:西尾勝彦

八月の水

旅人と詩人の雑誌 <特集 わたしと仕事>

ブックロアより「朝のはじまり」「言の森」「耳の人」と三冊の詩集を出版する詩人、西尾勝彦。彼が編集人となり作る「旅人と詩人の雑誌 八月の水」の第五号です。この雑誌が創刊されたきっかけは、東北大震災と、その後を見つめたことから。これから、どんな時代になるのだろうと考え、こんな時代になって欲しいと願いをこめて生まれました。
5冊目となる本書では、旅人の紀行文と詩人の詩の他に、特集「わたしと仕事」を収録されております。

【作家紹介】
牛 隆佑/梅田 唯史/大西 正人(絵本とコーヒーのパビリオン)/岡野 大嗣/坂野 友紀/ときあめ ようこ/智林 椰子生(智林堂書店)/中島 恵雄(ブックロア)/ 西尾 勝彦(詩人)/ほんま わか(絵本作家)/松嶋 友紀/村椿 菜文(詩人)/山下 賢二(ホホホ座)


Through スルー

2018年4月13日発売
44ページ/カラー 210×145 mm
本体価格 1,600円+税
 
画/ 岩瀬ゆか
編集/ 中島恵雄
装丁・写真/ 角谷慶(Su-)
英訳/ 松嶋有紀 (PINE TREE TRANSRATION)
印刷・製本/ 修美社

through

これが嘘みたいだけど 世界は美しいということだった

画家の岩瀬ゆかが、近年積極的に発表をしている「Through」シリー ズを纏めた一冊です。Throughで彼女が描くのは、街の中で見かけたちょっとした自然であったり、郊外へ出かけた時に車窓から眺めた景色です。私たちが日々の中で、素通りしてしまうな一瞬の景色に彼女は愛おしさを感じて描いているように思います。 本書では、古くからの知り合いで、彼女の個展などの案内状の制作 や会場写真の記録などをしているデザイナーの角谷慶(Su-)が作品写真を撮影し、装丁を担当しております。 頁をめくるたびに光や風や音を感じる、心に響く本になりました。

【作家紹介】
岩瀬ゆか Yuka Iwase
1978 年生まれ。大阪在住 / 画家 日々の感動や心の震えを風景に重ねて描く。個展等での作品発表の他、対面制作、ライブドローイングなど、コミュニケーションを交えた作品づくりや、壁画制作なども行う。
https://iwaseyuka.com


guide to plants

2017年6月30日発売
ISBN978-4-9903667-8-0 C0071
192ページ/カラー 134×182 mm
本体価格 1,800円+税
 
作家/ odo 濱田久美子
協力/ 岡崎 芳樹、一井 由美
題字/ 玉井 健二
編集/ 畑尾和美
撮影・装丁/ 中島恵雄

guide to plants

大切な人達が過ごす 三つの庭の 草木の記録

切り絵作家、odo濱田久美子による作品集のご案内です。濱田久美子は2002年より関西を中心に、切り絵の作品を発表している作家です。近年は「guide to plants」と題し、作家と関わりの深い人達が過ごす庭の植物の記録を切り絵で発表しています。

この作品集では、作家が強く影響を受けた美術作家の永井宏さんと奥様の南里さんの庭、切り絵の作品を初めて発表したソーイングテーブルコーヒーのある大阪枚方の星ヶ丘学園の庭、そして幼い頃に過ごした家のお母さんの庭、3つの庭の植物が収められています。

彼女が大切に思う人達が過ごす庭の植物七十二種を植物図鑑としてまとめました。また、それぞれの庭を見つめた人達との出会いや植物への思いも綴り、読み物としても楽しんでいただける一冊です。

【著者紹介】
濱田久美子 Kumiko Hamada
一九七四年広島生まれ。大阪府在住。二〇〇二年に旅の途中で訪れた大阪の星ヶ丘洋裁学校の喫茶店「ソーイングテーブルコーヒー」で店主の玉井さんと出会い同店で初めて切り絵の展示を開催。その後展示多数。二〇一三年、「秋篠の森」で植物図鑑をイメージした展示を開催したのをきっかけに、「guide to plants」というシリーズで切り絵による様々な庭の記録をはじめる。
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光ったり眠ったりしているものたち

2017年2月5日発売
ISBN978-4-9903667-7-3 C0092
112ページ 128×175mm
本体価格 1,600円+税
 
著者/西尾勝彦
装画/安福望
装丁/梅田唯史
装丁/中島恵雄

在庫なし

光ったり眠ったりしているものたち

それから 僕が 歩くたびに
ころころ 音が するようになった

奈良の詩人 西尾勝彦によるブックロアから第四弾の詩集です。街のいたる所に古い寺社が存在し、山と森に囲まれ、鹿を神の使いとして崇める、関西でも独特な雰囲気を持った奈良という土地に住む詩人から生まれた詩作品29点を収めています。
「のほほん」「のんびり」そんなゆったりとした時間を感じる言葉が、西尾さんの詩の行間からはうかがうことができます。ユーモア溢れる詩の世界をお楽しみください。
装画、挿画を担当した安福望さんが詩の世界を広げています。

【著者紹介】
西尾勝彦 katsuhiko nishio
1972年生まれ。奈良在住。主な詩集に『フタを開ける』(書肆山田)、『朝のはじまり』、『言の森』、『耳の人』(ブックロア)。非実用書として『のほほんのほん』、『さとりの手帖』(私家版)。旅人と詩人の雑誌『八月の水』編集人。
https://kayuhiko.exblog.jp


DONKOH

東口和貴子 イラスト集

2016年2月12日販売
244ページ 157×175mm
本体価格 2,000円+税
 
著者/東口和貴子
編集・装丁/中島恵雄

DONKOH

サイレントな世界でくすっと笑いのあるイラスト

カートゥーン(一コマ漫画)の手法で、イラストレーションの作品を発表している東口和貴子の初となるイラスト作品集です。
東口さんが今まで発表してきた作品や、日頃から書き溜めている作品、そして本書のために書き下ろした作品も、ほぼサイレントな数コマの漫画だけを集めて、244ページに纏めました。DONKOH(鈍行)は、本を一ページずつ、ゆっくりとめくって漫画のつくりだす世界観を楽しんでもらえたらという思いで、名づけました。この本を、言葉で説明するのは難しいので、ぜひ見かけたらパラっとめくってみてください。東口さんのシュールな世界に迷い込めます。

【作家紹介】
東口和貴子 wakiko higashiguchi
1983 大阪生まれ 2006 京都精華大学 卒業
https://hi-waco.pupu.jp/


八月の水 四号

旅人と詩人の雑誌

2015年12月16日発売
116ページ B6判
本体価格 800円+税
 
編集人/西尾勝彦
図案人/梅田唯史

八月の水4

「旅人と詩人の雑誌」四号

ブックロアより「朝のはじまり」「言の森」「耳の人」と三冊の詩集を出版する詩人、西尾勝彦。彼が編集人となり作る「旅人と詩人の雑誌 八月の水」の第四号です。この雑誌が創刊されたきっかけは、東北大震災と、その後を見つめたことから。これから、どんな時代になるのだろうと考え、こんな時代になって欲しいと願いをこめて生まれました。
4 冊目となる本書では、はじめての試みとして、旅人の紀行文と詩人の詩の他に、小特集「しずかな生活」も収録されております。

【作家紹介】
石橋 歩(詩人) / 梅田唯史(バイエル) / 大西 正人(絵本とコーヒーのパビリオン) / 玉井 恵美子(ソーイングテーブルコーヒー) / 智林 椰子生(智林堂書店) / 中島 恵雄(ブックロア) / 新山謙太郎 / 西尾 勝彦(詩人) / ほんま わか(絵本作家) / 村椿菜文(詩人) / 山下 賢二(ホホホ座)


My Dining

212ページ 130mm×210mm
ISBN978-4-9903667-5-9 C0077
本体価格1800円+税
 
著者/青 AO 中西ゆう子
イラストレーション/イケダユーコ
写真/玉井恵美子

在庫なし

MyDining 青/AO 中西ゆう子

ささやかな日々に
さりげない笑いを味わう48のレシピ

関西で食に関わる活動をしている青/AO 中西ゆう子の初のレシピ集です。星ヶ丘洋裁学校の台所で一年間開催された「青/AO 料理教室」でつくられた料理のレシピを収録しています。料理はすべてイラストレーターのイケダユーコさんが描いています。レシピとともに、教室の様子を記した日記と写真も掲載されていて、そこから、てんやわんやな料理教室の様子が伝わってきます。写真撮影はSEWING TABLE COFFEEの玉井恵美子さんです。今回の本の出版にあたって、青/AOの活動のこと、考えていることを書いたエッセイも10本書き下ろしておりますので、レシピ本としても読み物としても楽しめる一冊となっています。

青/AO 中西ゆう子
1978年 京都出身。2001年より永井宏氏のワークショップに参加。その繋がりで2008年〜10年まで大阪枚方のソーイングギャラリー代表をつとめる。ギャラリーをするうちに少しずつ料理、食事に関わるようになり、2007年から“青/AO”を開始。現在もマイペースに活動している。
https://aonoie.com

◎本書の記載内容に一部誤りがございました。詳細はこちらをご覧ください。


九月の朝顔 畑尾和美 詩画集

2011年9月21日販売
ISBN978-4-9903667-3-5 C0092
180ページ 145mm×215mm
本体価格2,200円+税
 
著者/畑尾和美
装丁・編集/中島恵雄

九月の朝顔 畑尾和美

糸で描いた作品と朗読から紡いだ「声の本」

関西を拠点に活動する作家、畑尾和美の詩画集です。著者は言葉を綴り、刺繍で絵を描き各地で作品展や朗読会を行っています。本書には日本各地で朗読会を行った際に読んだ詩29篇と糸で描いた作品数点が収められています。
また著者が一冊ずつ本の扉に小さな朝顔の種を刺繍しています。彼女の温もりが伝わる一冊になりました。

こちらから九月の朝顔の制作工程がご覧いただけます。

>>>profile
 畑尾和美/1974年大阪生まれ。大阪在住。2000年、美術作家の永井宏さんのワークショップに参加したことをきっかけに作家としての活動をはじめる。言葉を綴り、糸や身のまわりにあるもので作品を制作。2007年から、ひとりの朗読会を日本各地で定期的に行う。「ボタンとリボン」vol.1 / vol.2 / vol.3(六耀社、WINDCHIME BOOKS)「Fantastic Something」(BOOKLORE)に詩を掲載。https://hataokazumi.net


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月のスープ 三倉理恵

月のスープ 三倉理恵

2008年6月11日発売
ISBN978-4-9903667-1-1 C0092
92ページ 177mm×101mm
本体価格900円+税

著者/三倉理恵 
装丁・写真/梅田唯史
表紙絵/角田あかり
編集/中島恵雄

月のスープ 三倉理恵 詩集

「愉快なリズムでころがる言葉のコラージュ」

関西を拠点として、文章表現を行う三倉理恵の初の詩集です。「月のスープ」は、日々綴られた文章のほか、神戸「トランスカフェ」のメニューに提供した文章や、島根のギャラリー souka -草花-で行われたグループ展に参加したときの文章など、文章の活動を始めた2001年より現在に至までの文章68編をまとめた一冊です。 日々の生活の一瞬を独特の視線で捉えた、愉快なリズムの文章がおさまっています。





water memo hole  三倉理恵

water memo hole 三倉理恵

2008年6月11日発売
ISBN978-4-9903667-2-8 C0092
92ページ 177mm×101mm
本体価格900円+税
 
著者・表紙絵/三倉理恵 
装丁・写真/梅田唯史
編集/中島恵雄

water hole memo 詩集

「いつもの暮らしを水・穴・メモからのぞいた言葉の作品展の写真集」

「月のスープ」とともに、三倉理恵の初の詩集となる「water hole memo」は、同名の3つ展覧会を、本の中で展開させた写真集です。言葉のインスタレーションを本の中でお楽しみください。言葉の可能性の広がりを感じさせる一冊です。文章は水、穴、メモとそれぞれのテーマから日々をのぞいた言葉が綴られています。

>>>profile
三倉理恵/1976年7月大阪生まれ。大阪在住。
2001年より文章を書き始め、神戸「トランスカフェ」のメニューへ文章の提供、言葉を使ったインスタレーションの個展、またリーディングユニット「マリンガールズ」として各地でポエトリー・リーディングを行う等、文章を綴ることの様々な可能性を模索し表現展開を行っている作家。日常の一瞬をとらえて、独特なリズムでコラージュのように言葉を重ねる。

<個展歴>
2005年 『memo』 sewing gallery
2006年『hole』 sewing gallery
2008年『water』 beyer



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fantastic something ファンタスティックサムシング 詩集

fantastic something ファンタスティックサムシング 詩集

2007年9月2日発売
ISBN978-4-9903667-0-4 C0095
304ページ 184mm×140mm
本体価格1,500円+税
 
編集/中島恵雄 装幀/梅田唯史
カバー/畑尾和美

fantastic something 詩集

「文章は誰でも書く事ができる」

01年から大阪北堀江にある雑貨店「シャムア」で美術作家永井宏さんの文章のワークショップが開催されています。そのワークショップに参加している方達が手作りで制作している小冊子が「Fantastic Something」です。現在この活動も6年以上続き50号まで発行しています。
今回、その小冊子をまとめた本を出版することになり、2001年から2006年まで掲載された450篇以上の詩や散文から、よりすぐりの文章を147篇掲載しました。ここに綴られた文章は何気ない日常の中で拾い上げた言葉です。それは、読み手に同じ目線で語りかけ、日々の生活の中にもファンタスティックな出来事が沢山ある事を気付かさせてくれます。 Fantastic Somethingは「言葉」という最もシンプルな表現方法で、何気ない日常を綴った文章を集めた本です。

文章掲載者

井岡美保 / 伊藤悟文 / いのまたせいこ / 梅田唯史 / 太田尚宏 / 奥野修 / 小栗誠史 / OraNoa / 片山知愛 / こくじら / 小鳥 / 説田賀予 / 田中美穂 / 種村由美 / 玉井恵美子 / 玉木佳織 / たまけん / チャンキー松本 / ドイミナ / 永井宏 / 中島恵雄 / 中西裕子 / 中山博之 / 西浦徹 / 根本きこ / 畑尾和美 / 浜七重 / 平戸まり子 / 廣瀬義智 / 松橋恵理 / 丸岡永乃 / 三倉理恵 / 村椿菜文 / 女鹿田恵美 / ヤノツネヨ / 若松由美


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言の森  西尾勝彦

2012年3月1日発売
72ページ B6変形判
本体価格1,500円+税
 
著者/西尾勝彦
表紙絵/岩瀬ゆか 
装丁/梅田唯史

在庫なし

言の森 西尾勝彦

きっと 人のこころには 
言の葉の茂る 言の木があり 言の森があるのだろう

西尾勝彦(にしおかつひこ)は関西で展示形式の詩の発表、私家版の詩集制作などの活動を積極的に行っている作家です。本書は2010年に制作した「朝のはじまり」に続き、BOOKLORE刊行第二弾となる詩集です。
 著者が暮らす奈良の街は、中心街でも少し歩けば、人の手があまり加わっていない自然な森が沢山あります。彼も時間があればよく森の中を散歩するそうです。その時間は、言葉を拾い集める時間なのか、森を流れる風をただただ気持よく感じているだけなのかはわかりませんが、彼の詩を読むとそれが大切な時間になっていることがわかります。
 人は誰でも言葉を綴ることができます。日々の暮らしの中の出来事、感じた思い、それがいつのまにか、こころの中で「言の森」となって存在している。その森の存在に気付くか気付かないかは、人によるかもしれません。本書は奈良の街、森の近くで猫と鹿とひっそりと暮らす、ある詩人の「言の森」です。
 本の表紙はイラストレーターの岩瀬ゆかさんの絵です。森の入口を感じさせて、吸い込まれるような絵がとても大好きです。カバーは今回も古書の劣化を防ぐためによく使用されるグラシン紙にステンシルで一枚一枚、枝を描きました。読み終わった後にカバーを外して光を通すと、木もれ日を感じるかもしれません。←カバーのステンシルは初版のみ。再販した書籍にはステンシルはございません。

※こちらの書籍は、少部数出版のため一般の書店様ではご購入頂けません。
BOOKLOREとの直取引のある販売店様もしくは、ホームページにのみ販売しております。


朝のはじまり 西尾勝彦

朝のはじまり 西尾勝彦

2010年5月1日 初版第1刷発行
2014年11月13日 初版第2刷発行
72ページ B6変形判
本体価格1,500円+税
 
著者/西尾勝彦
カバー/イケダユーコ 
装丁/梅田唯史

在庫なし

朝のはじまり 西尾勝彦

「猫に齧られたような朝のはじまり」

著者である西尾勝彦(にしおかつひこ)は関西で展示形式の詩の発表、私家版の詩集制作などの活動を積極的に行っている作家です。本書「朝のはじまり」に収録された詩の多くは、住まいのある奈良の暮らしを描いたものです。彼が綴る丁寧な言葉の並びを眺めていると、その暮らしの光景がはっきりと想像できます。町のこと、家族のこと、彼の歩き方まで…。そして描かれた景色はどれも不思議と同じ温度と光を感じることができるのです。それはきっと、ここにある言葉のほとんどが、朝のやわらかな光に照らされて生み出されたものだからかもしれません。そう、彼はとても早起きなのです。先日彼にお会いした時に、夜は毎日21時寝ていると聞きました。
 本の カバーは古書の劣化を防ぐためによく使用されるグラシン紙にステンシルで一枚一枚雲を描いてます。読み終わった後にカバーを外して朝の光を通すと、雲が浮かびます。また中には栞もオマケとして入っていて、カバー・栞ともイラストレーターのイケダユーコのイラストです。

※こちらの書籍は、少部数出版のため一般の書店様ではご購入頂けません。
BOOKLOREとの直取引のある販売店様もしくは、ホームページにのみ販売しております。


八月の水 三号

旅人と詩人の雑誌

2014年8月1日販売
100ページ B6判
本体価格 900円+税
 
編集人/西尾勝彦
図案人/梅田唯史

在庫なし

八月の水2

「旅人と詩人の雑誌」三号

ブックロアより「朝のはじまり」「言の森」「耳の人」と三冊の詩集を出版する詩人、西尾勝彦。彼が編集人となり作る「旅人と詩人の雑誌 八月の水」の第三号です。この雑誌が創刊されたきっかけは、東北大震災と、その後を見つめたことから。これから、どんな時代になるのだろうと考え、こんな時代になって欲しいと願いをこめて生まれました。創刊から三年。あれから、何が生まれ、何が変わり、そしてどんな方向に私たちは歩みだしているのか。詩人や旅人達が世の中にとって、どんな役割を果たしているのか。そんなことがわかるのは、もう少し時間がかかりそうですが、西尾さんはこの雑誌をつくり、長い時間をかけて、彼なりの方法で見たい景色を、思い描いていっているのだと思います。
今号では、新しく梅田唯史さん、村椿菜文さん、となみふきさんが加わっています。

【作家紹介】
石橋 歩(詩人)/梅田唯史(バイエル)/大西 正人(絵本とコーヒーのパビリオン)/玉井 恵美子(ソーイングテーブルコーヒー)/智林 椰子生(智林堂書店)/となみふき/中島 恵雄(ブックロア)/西尾 勝彦(詩人)/ほんま わか(絵本作家)/村椿菜文(詩人)/森 文香(羊草)/山下 賢二(ガケ書房)


耳の人

68ページ 130mm×145mm
本体価格1,500円+税
 
著者/西尾勝彦
装幀/梅田唯史

在庫なし

耳の人 西尾勝彦

「耳の人」はしずかなしずかな詩集です。

西尾勝彦(にしおかつひこ)は関西で展示形式の詩の発表や朗読、私家版の詩集制作などの活動を行っている詩人です。本書は2010年「朝のはじまり」、2012年「言の森」に続き、BOOKLORE刊行第三弾となる詩集です。また、一年に一度発行を予定している旅人と詩人の雑誌「八月の水」の編集人でもあります。
「耳の人」は詩集ですが、これまでとは違い一冊を通してひとつの物語になっています。読み進めるほどに、耳の人という人物との不思議な関わりを思い、自然と書き手の眼差しに重なります。音、光、たたずまい、表情、あたかも一緒にその景色を見ているような気持ちにさせるのは、ひとつひとつ丁寧に言葉で情景を描いているから。それは、おしつけるようなものではなく、ほどよい関係をたもちつつ想像をすることができます。彼の綴る言葉の中をしばらく、ぶらぶらと歩いていたいという気持ちにもなります。
表紙の題字は活版で記しています。詩と同様、強い印象は感じられなくても、どこか余韻の残る本として仕上がりました。

※こちらの書籍は、少部数出版のため一般の書店様ではご購入頂けません。
BOOKLOREとの直取引のある販売店様もしくは、ホームページのみ販売しております。


八月の水 二号

旅人と詩人の雑誌

2013年8月1日販売
112ページ B6判
本体価格700円+税
 
編集人/西尾勝彦
図案人/梅田唯史

在庫なし

八月の水2

「旅人と詩人の雑誌」二号

昨年の夏に創刊しました「旅人と詩人の雑誌 八月の水」の第二号です。今号も編集は西尾勝彦さんです。前号とほぼ同じ方々が、詩と紀行文を寄稿してくださっています。静かに流れる詩の世界と、そして旅人が語った旅先でのこと。交互に読み進めていくと、ひとしずくの水滴が心に中に落ちていくような気がしました。

【作家紹介】
石橋 歩(詩人)/大西 正人(絵本とコーヒーのパビリオン)/玉井 恵美子(ソーイングテーブルコーヒー)/智林 椰子生(智林堂書店)/中島 恵雄(ブックロア)/西尾 勝彦(詩人)/ほんま わか(絵本作家)/森 文香(羊草)/山下 賢二(ガケ書房)


八月の水

旅人と詩人の雑誌

2012年8月1日販売
60ページ 170mm×190mm
本体価格600円+税
 
編集人/西尾勝彦
図案人/梅田唯史

在庫なし

八月の水1

「旅人と詩人の雑誌」はじまりの一冊

ブックロアより「朝のはじまり」「言の森」と二冊の詩集を出版する詩人、西尾勝彦。今回、彼が編集人となって作るのは、紀行文と詩をまとめた 「旅人と詩人の雑誌」。本書をつくるきっかけは、東北大震災と、その後を見つめたことから。これから、どんな時代になるのだろうと考え、こんな時代になって欲しいと願いをこめて生まれた始まりの一冊。それぞれの日常を生きる「旅人」と「詩人」。まっすぐな眼差しに重なる記憶や思いは、どこまでもおだやかで優しい気持ちを誘います。本書は、これからの時を見つめるべく年に一回、毎年8月に発行する予定です。

〈本文より〉
「八月の水」という雑誌を、作ることにしました。きっかけは、東北大震災と、その後の混乱でした。これから、どんな時代になるのだろう、と不安になりました。でも、しばらくすると、これからは、こんな時代になってほしいと願う方がよい、と考え方が変わってきました。そして僕は、直感的に、「旅人」と「詩人」が見直されるような時代になってほしい、 と思ったのです。目先の利益ではなく、はるか遠くを見つめる「旅人」と「詩人」の存在が、今後、重みを持つはずと思ったのです。彼らのまなざしの強さ、そして優しさによって、少しでも時代がおだやかになればと希望しています。僕にとって「八月の水」は、ありありと実在しています。その水源には、いつも快い風が吹いています。

西尾 勝彦

【作家紹介】
石橋 歩(詩人)/大西 正人(絵本とコーヒーのパビリオン)/玉井 恵美子(ソーイングテーブルコーヒー)/智林 椰子生(智林堂書店)/となみ ふき/中島 恵雄(ブックロア)/西尾 勝彦(詩人)/森 文香(羊草)/山下 賢二(ガケ書房)


貝殻となり

SEWING TABLE COFFEE

2012年4月5日販売
ISBN978-4-9903667-4-2 C0095
256ページ 150mm×150mm
本体価格1,500円+税
 
著者/玉井健二 玉井恵美子
装丁/梅田唯史
編集/中島恵雄

在庫なし

貝殻となり 玉井健二 玉井恵美子

サイホン越しに眺めた、たわいなくない10年の記録

大阪枚方の星ヶ丘洋裁学校の裏庭で営まれている喫茶店「ソーイングテーブルコーヒー」の本です。店主の玉井健二さんと、玉井恵美子さんのおふたりが、お店の立ち上げから、現在に至るまでの10年の間に撮り続けてきた写真と日々綴られた日記をまとめました。店主の目線、店に対する思い、そして人や自然から紡がれた事柄。サイホンコーヒーを毎日煎れながら、ふたりが見つめてきた大切がこの一冊には込められています。ソーイングテーブルコーヒーの他愛ない日々には、宝箱をひっくり返したような、きらきらとした出来事がたくさん転がっています。頁をめくるごとに、あの場所の風を感じてもらえたら幸いです。
本には、一艘の折紙の船が入っています。(ご自身で折ってもらうのですが……)。もし、この本が全部世の中に出ることになったら、1000艘の舟が浮かびます。

SEWING TABLE COFFEE /ソーイングテーブルコーヒー
2002年4月より大阪枚方市星ヶ丘にある、戦後から残る木造校舎の星ヶ丘洋裁学校の裏庭で営まれているサイホンコーヒーの喫茶店。大阪郊外の住宅地にも関わらず、敷地内には多くの自然が残る。草原の片隅にある納屋を改装した喫茶店は、全国各地から人が訪れている。自然のまま、あるがままにいることの大切さを、教えてくれる場所。
著者の玉井恵美子さんは、2005年に「夾竹桃の花が揺れる頃に」(windchime books)を出版。
https://tamazkue.sakura.ne.jp/pg1.html


月満ちて/めぐりめぐる 多田真由美

月満ちて/めぐりめぐる 多田真由美

2009年10月28日発売
20ページ B5判
本体価格1,200円+税

※表裏両方が表紙の両A面の本です。
見開きページには一冊ずつ手描きの絵が描かれています。
 
作家/多田真由美 
装丁/梅田唯史
編集/中島恵雄

月満ちて/めぐりめぐる 多田真由美

 多田真由美は関西を中心に積極的に作品発表も行い、近年は変形の木製パネルに油絵を描く半立体のような絵画作品を発表しております。彼女の作品は情景と感情が入り交じった独特の色彩があり、見つめていると古い記憶が蘇るような気がしてなりません。本書には2008年にソーイングギャラリー(大阪/枚方)、2009年にiTohen(大阪/中崎町)で行った二つの作品群が収められており、表と裏が両方表紙となった両A面の本になっています。個人的な話になりますが、2009年の作品発表の前に多田は初めての出産を経験し「月 満ちて」は出産後に描かれた作品となっておりますので、この本では母になる前と母になってからの心情の変化も見て取るができる気がします。
  中心ページの見開きでは、多田が一冊ずつ気持ちを込めて手描きで絵を描いております。一冊ずつ異なった絵を描いていますので、手に取って頂いた本はどこにもないオリジナルの一冊となります。彼女の優しい気持ちの詰まった一冊となっています。

>>> profile
多田真由美/mayumi tada
1975年香川県生まれ。京都在住

<作品展>
1999(ギャラリー白/大阪)
2000(ROSE GARDEN/神戸)
2000「散歩」(ギャラリーココ/京都)「散歩の途中、ふと」(複眼ギャラリー/大阪)
2002「寄り道」(複眼ギャラリー/大阪)
2003「澱」(複眼ギャラリー/大阪)「澱」(ギャラリーココ/京都)
2004「てふてふ」(石田大成社ICB カフェ・ブランチ/京都)(ギャラリーココ/京都)
2005「andante」(複眼ギャラリー/大阪)
2008「めぐりめぐる」(SEWING GALLERY/大阪)
2009「月 満ちて」(iTohen/大阪)   

※こちらの書籍は、少部数出版のため一般の書店様ではご購入頂けません。
BOOKLOREとの直取引のある販売店様もしくは、ホームページにのみ販売しております。


無国 イケダユーコ

無国 イケダユーコ

2009年7月9日発売
16ページ A4判
本体価格1,000円+税
 
作家/イケダユーコ 
装丁/梅田唯史
編集/中島恵雄

在庫なし

無国  イケダユーコ

「無国」は関西を中心にイラストレーターとして活動しているイケダユーコのイラスト作品集です。幼少の頃より描く事に興味があった彼女は、専門学校でイラストを学んだ後、個展活動を中心に積極的に表現発表をしています。彼女の中で柔らかく変換され描かれた動物や草花は、もともとの形とは大きく変化をし、独特の線となって新しい何かに生まれ変わります。彼女の魅力は誰もが見て彼女が描いたものとわかる、その形と線のゆるさであり、大胆に取られた余白です。
 「無国」に収められた作品は布地に描かれているため、布目がうっすらと見える線になっています。布目があることで、紙に比べ自由な線が描きにくく、普段よりもさらに歪に描かれてるのがこの作品の面白さではないかと思います。そして彼女の絵の魅力を伝わりやすくするため、本の中の絵は実寸サイズになっています。
 「無国」とは知らず知らずのうちに、自身の心の中に出来てしまった境界を取り去った後に出来る彼女自身の世界観であり、そこには今までとは違った時が流れ、得体の知れない生物が流れ込んできています。この本では彼女の開放感のある無国の世界をのぞくことが出来ます。
 本書の中では、編集者でありリトルプレスBOOKLUCK代表の山村光春さんにイケダユーコの紹介文を寄稿していただいております。また本書は大阪玉造のブックストア「beyer」との協同制作本です。

>>> profile
イケダユーコ
1980年1月広島生まれ。大阪在住。 大阪総合デザイン専門学校 イラストレーション科 卒業。 紙や布に伸びやかで、軟らかい空気感のあるイラストを描く。

https://ikedayu-ko.com
毎日イラストをホームページに公開しています。

<作品展>
2004.10 寝子[NEKO]  iTohen (大阪)
2005.10 浮遊ひろば  iTohen (大阪)
2006.09 雨の実色 月の下  雨月サロン(大阪)
2007.03 鳥と羽衣ハミング  cafe Banyan tree(大阪)
2008.06 すいへー  sewing gallery(大阪)
2008.11 無国  beyer(大阪)

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毛マニア 天体図鑑

毛マニア 天体図鑑

2009年7月9日発売
12ページ B5判
カバー付き
本体価格1,200円+税

作家/毛マニア 
装丁/梅田唯史
編集/中島恵雄

在庫なし

「毛マニアが作る、夜空に浮かぶ惑星達」

 「天体図鑑」は関西で活動しているフェルトアートユニット「毛マニア(けまにあ)」の作品集です。毛マニアは、その名の通り原毛からフェルトを作り様々な立体作品を制作する女性2人組の作家です。本書では、昨年12月に大阪beyerで行った展示「冬の夜」展で発表した惑星作品が収められています。様々な色のフェルトを組み合わせて制作されたカラフルな惑星が浮かびます。作品は大きいもので直径63cmを超え、とても大胆な作品ではありますが、フェルト独特の質感を活かして惑星の地表表面のクレーターや模様など細部まで再現するなど繊細な手仕事ぶりも伺えます。 
 また本書のカバーは、外していただき広げるとB1サイズの大きなポスターになります。作品の迫力を味わっていただこうと作品と原寸サイズで制作しました。
  今回は二人が京都精華大学出身ということもあり、何度か展示を開催している京都精華大学のアンテナショップである「shin-bi」代表の田村武さんに毛マニアの紹介文を寄稿して頂いております。
 独特の毛マニアワールドをぜひご堪能ください。

本書は大阪玉造のブックストア「beyer」との協同制作本です。

>>> profile
毛マニア
足立珠美・ガガリによるフェルトアートユニット。主に羊毛からフェルトを作り、それをもとに独自の世界観で作品を制作。関西を中心にフェルト作品の個展を開催。
https://yuboku-note.com

<作品展>
2002 京都精華大学の学園祭にて活動を始める
2005.03 大阪枚方星ヶ丘sewing galleryにて「遊牧展」を開催
2005.06 六甲山牧場アートピクニックプログラム参加「牧場あそび」
2005.12 京都四条烏丸cocon烏丸shin-biにて「牧歌展-鳩胸の夢、森の下で起こった出来事-」を開催
2006.11 大阪枚方星ヶ丘sewing gallery にて初のワークショップを開催
2007.03 京都四条烏丸cocon烏丸shin-biにて「箱舟展-アララテ山への放浪記-」を開催
2008.04 京都同時代ギャラリーにて「うわのそら展」を開催
2008.12 大阪玉造beyerにて「冬の夜展」を開催

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08_09 Play with Ships 玉井健二

08_09 Play with Ships 玉井健二

2009年11月11日発売
20ページ A5判 B2ポスター付き
本体価格1,200円+税
 
作り手/玉井健二 
装丁/梅田唯史
編集/中島恵雄

在庫なし

08_09 Play with Ships 玉井健二

「一日一艘の記録」

08_09 Play with Shipsは大阪枚方星ヶ丘の喫茶「SEWING TABLE COFFEE」の店主 玉井健二が2008年〜2009年の間に制作した、一日一艘の記録の船が収められた本です。玉井自身、作家としての活動をしているわけではなく、この船を作るきっかけは喫茶店と同じ敷地内にある古い木造校舎の洋裁学校の廃材を手にした時に、何となく仕上がったものが船だったと言います。作り始めると気に入ってくれた人もいて、船を欲しいと言ってくれる人もいました。展示を開いたらどうかという声もあり、2008年〜2009年までの間、日々の記録のつもりで一日一艘を目指しコツコツと作り始め、最終的に300艘の船を仕上げ、2009年11月に喫茶と同じ敷地内にあるソーイングギャラリーにて個展を開催しました(個展の様子はこちらです)。玉井は美術の訓練を受けてきたわけではありませんし、作家という意識を持っておりません。また制作している船も「作品」とは呼びません。船は作品ではなく、ある一日の記録です。ただありのまま、手が動くまま作られた船だからこそ、魅力を感じることができるのだと思います。本書では、合計300艘の作品の一部と、制作中に綴った制作日記も一部抜粋して構成しております。また300艘全ての舟が並べたポスターが付録として付いてます。
 また馴染み深いお二人の方に作家の紹介文を寄稿して頂いております。大阪を中心にうどんのワークショップやイベントを開催しているNOBUうどんの一井伸行氏と、SEWING TABLE COFFEE でウクレレ教室を開催しているレーレー梅男氏です。お二人、それぞれの視点から見た玉井健二の表情が伺えます。

>>> profile
玉井健二/kenji tamai
1966年8月13日生まれ。大阪出身。大阪枚方にあるSEWING TABLE COFFEE店主。
2009年11月個展「08_09 Play with Ships」を開催。(ソーイングギャラリー)


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森のなかで 毛マニア

毛マニア 森のなかで

2009年9月15日発売
14ページ B5判
本体価格1,000円+税
 
作家/毛マニア 
装丁/梅田唯史
編集/中島恵雄

在庫なし

毛マニア 森のなかで

 「森のなかで」は関西で活動しているフェルトアートユニット「毛マニア(けまにあ)」の作品集です。今回は動物をモチーフにした作品集となっています。この動物は架空のものなのか実在するものなのか、その形を見ると悩んでしまいます。これは森の中に足を踏み入れた毛マニアが感じた生き物の息吹を形にしているからでしょう。彼女達の想像が作りだした動物の形はヘンテコです。ヘンテコでも、その表情を見ると、フェルトで製作されたとは思えないほどリアルで、一見それは本物です。動物は触れると、起き上がり小法師になっているところも、毛マニアらしい遊びです。
 本書では 京都の展示会場であった石田体成社ホールの兼若和也氏に毛マニアの紹介文を寄稿して頂いております。

>>> profile
毛マニア
足立珠美・ガガリによるフェルトアートユニット。主に羊毛からフェルトを作り、それをもとに独自の世界観で作品を制作。関西を中心にフェルト作品の個展を開催。
https://yuboku-note.com

<作品展>
2002 京都精華大学の学園祭にて活動を始める
2005.03 大阪枚方星ヶ丘sewing galleryにて「遊牧展」を開催
2005.06 六甲山牧場アートピクニックプログラム参加「牧場あそび」
2005.12 京都四条烏丸cocon烏丸shin-biにて「牧歌展-鳩胸の夢、森の下で起こった出来事-」を開催
2006.11 大阪枚方星ヶ丘sewing gallery にて初のワークショップを開催
2007.03 京都四条烏丸cocon烏丸shin-biにて「箱舟展-アララテ山への放浪記-」を開催
2008.04 京都同時代ギャラリーにて「うわのそら展」を開催
2008.12 大阪玉造beyerにて「冬の夜展」を開催
2009.09 京都石田大成社ホールにて「森のなかで」を開催

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ラルフ・マクテルの川を下っていく歌 永井宏

ラルフ・マクテルの川を下っていく歌 永井宏

2009年7月27日発売
16ページ 190×283mm
本体価格1,000円+税
 
作家/永井宏 
装丁/梅田唯史
編集/中島恵雄

在庫なし

ラルフ・マクテルの川を下っていく歌 永井宏

 永井宏は80年代、編集者としての活動をした後、ドローイング作品の発表、本の出版やサンライトギャラリーの運営、全国各地でのワークショップの開催、また近年では出版レーベル「WINDCHIME BOOKS」を立ち上げ、若い作家の活動を紹介する仕事も行っています。数ある活動の中で、ドローイング作品は新作の発表を毎夏に青山のスペースYUIで行っており、その発表も今年で10年目となります。
 本書では2009年夏に発表したドローイング作品の一部と、その展覧会のために書き下ろした文章を掲載しております。展示では70年代を中心にフォーク・トラッドシーンに活躍していたシンガーソングライターのラルフ・マクテルの歌からインスピレーションを受けて制作された作品が発表されました。鳥や農機具など、その歌が作られた時代の空気がそこにあります。
 本書の中では個展の開催会場であるスペースユイの木村秀代さんに永井の紹介文を寄稿して頂きました。

ソーイングギャラリーで行われて本展の様子はこちらからご覧頂けます。
https://sewing-g.com/sg/2009/09/post-73.html

>>> profile
【永井宏/ながいひろし】
1951年生まれ、美術作家。70年代より写真、ビデオ、ドロイーイング等の作品を制作。1999年より毎年スペースユイにて個展を開催。1992年〜1996年神奈川県葉山にしてSUNLIGHT GALLERYを運営。1999年『12 water stories magazine』(サンライトラボ)を編集・出版。現在は、ドローイング作品などの発表の他、リトルプレスwindchimebooksを立ち上げ自身の本や若手作家の本を出版。同時に各地で師のリーディングや音楽活動を盛んに行う。著書に『モンフィーユ』(アノニマスタジオ)、『夏の見える家』(角川書店)、『プックリ・チッカリ・ピッポドゥ』(六耀社)、『a hundred poems』(WINDCHIME BOOKS)

○ 永井宏ホームページ --> https://www16.ocn.ne.jp/~windbook/

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年輪の温度  濱田久美子

年輪の温度 濱田久美子

2009年4月8日発売
16ページ B5判
本体価格1,000円+税
 
作家/濱田久美子 
装丁/梅田唯史
編集/中島恵雄

在庫なし

年輪の温度  濱田久美子

「濱田久美子、初の切り絵作品集 」

切り絵作家濱田久美子の初の作品集「年輪の温度」は、2008年末大阪枚方のソーイングギャラリーで行われた個展「年輪の温度」で発表した切り絵作品で構成されています。心で感じとったものだけを切り絵に残していく彼女が、この作品展で表現したのは、彼女が見つけた大切な場所に集う「人達」でした。一つ一つ刻まれた年輪は、そんな人達と彼女とが大切にしてきた「もの」であり「こと」であります。
今回、作家の紹介文を濱田久美子の作品を最も身近に見てきたソーイングテーブルコーヒーの玉井恵美子さんに寄稿して頂きました。
また本書は大阪玉造のブックストア「beyer」との協同制作本です。

>>> profile
濱田久美子/1974年10月広島生まれ。大阪在住。
旅の途中で出会った大阪枚方のソーイングテーブルコーヒーのある星ヶ丘学園と、そこに集まる人々に魅了され、広島から大阪へ移住してきたのは2002年。初の作品展も同年ソーイングテーブルコーヒーにて開催。その後、同場所で作品展や彼女が設えた便箋や作品と一緒にコーヒー豆などが郵便で届く郵便喫茶を開催。

<作品展>
2002.9 『こかげの琥珀時間』 SEWING TABLE COFFEE(大阪)
2003.2 『燐寸手帖<ゆる茶房の冬頁>』 SEWING TABLE COFFEE(大阪)
2003.10 『葉脈瓦屋根の事柄について』 SEWING TABLE COFFEE(大阪)
2004.2 『朝もよう、ほったり白て黒の居心地 2人展」SEWING TABLE COFFEE(大阪)
2004.11 『頁折り、めくる』 SEWING TABLE COFFEE(大阪)
2005.6 『あるがままあるがまま3人展』 SEWING TABLE COFFEE(大阪)
2006.7 『草紋の影音』 SEWING TABLE COFFEE(大阪)
2006 キャトルセゾン(大阪)
2008.6 『 深海の底 しゃらり』 ひよどり荘(奈良)
2008.12 『年輪の温度』 SEWING GALLERY(大阪)
2009.4 『年輪の温度』 beyer(玉造)

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