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八月の水

旅人と詩人の雑誌

2012年8月1日販売
60ページ 170mm×190mm
¥630-(税込み)
 
編集人/西尾勝彦
図案人/梅田唯史

在庫なし

八月の水1

「旅人と詩人の雑誌」はじまりの一冊

ブックロアより「朝のはじまり」「言の森」と二冊の詩集を出版する詩人、西尾勝彦。今回、彼が編集人となって作るのは、紀行文と詩をまとめた 「旅人と詩人の雑誌」。本書をつくるきっかけは、東北大震災と、その後を見つめたことから。これから、どんな時代になるのだろうと考え、こんな時代になって欲しいと願いをこめて生まれた始まりの一冊。それぞれの日常を生きる「旅人」と「詩人」。まっすぐな眼差しに重なる記憶や思いは、どこまでもおだやかで優しい気持ちを誘います。本書は、これからの時を見つめるべく年に一回、毎年8月に発行する予定です。

〈本文より〉
「八月の水」という雑誌を、作ることにしました。きっかけは、東北大震災と、その後の混乱でした。これから、どんな時代になるのだろう、と不安になりました。でも、しばらくすると、これからは、こんな時代になってほしいと願う方がよい、と考え方が変わってきました。そして僕は、直感的に、「旅人」と「詩人」が見直されるような時代になってほしい、 と思ったのです。目先の利益ではなく、はるか遠くを見つめる「旅人」と「詩人」の存在が、今後、重みを持つはずと思ったのです。彼らのまなざしの強さ、そして優しさによって、少しでも時代がおだやかになればと希望しています。僕にとって「八月の水」は、ありありと実在しています。その水源には、いつも快い風が吹いています。

西尾 勝彦

【作家紹介】
石橋 歩(詩人)/大西 正人(絵本とコーヒーのパビリオン)/玉井 恵美子(ソーイングテーブルコーヒー)/智林 椰子生(智林堂書店)/となみ ふき/中島 恵雄(ブックロア)/西尾 勝彦(詩人)/森 文香(羊草)/山下 賢二(ガケ書房)

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