エイブル・アートSDGsプロジェクト2021

地域でSDGsの課題に向き合う取組みを「アートの視点からエンパワメントする」ことを通して、「誰一人取り残さない」社会づくりに寄与するプロジェクトです。

エイブル・アートSDGsプロジェクト2021

わたしたちはいま、ものをつくったり、つかったりすることをあらためて考えなおす社会に生きています。ゼロからものをつくるのではなく、廃棄されるものに価値を見出し、そこから新たにものをつくるなど、各地でユニークな活動や表現が生まれています。さまざまな制約を楽しみながら創造的につくること。それは「あそび」の感覚に近いのではないでしょうか。また、これまでとは違うつかいかたをすることは、ものを愛おしむこと、豊かに生きることを考えるきっかけになります。福祉のものづくりやアートの現場でおきている持続可能なものづくりから学びながら、新しい組み合わせやこれまでにない視点で、ふたたびつかうこと、ふたたびあそぶことを考えたいと思います。

プロジェクト1

再彩ファクトリー

近畿ろうきんの事業活動で廃棄されるものに注目し、クリエイティブユニット「くふう」とコラボしました。古紙をあたらしい素材に蘇らせる「paperfu」の手法をつかって、ポーチやペンケースなど「再び彩をもたらす」プロダクトに生まれ変わりました。京都の「かしのき学園」さんが製造を担い、近畿ろうきんの過去のチラシをつかって素敵な商品が完成。11月20日(日)に近畿ろうきん肥後橋ビルで販売開始。エイブル・アートSDGsオンラインストアでも販売します!

パートナー団体:くふう

再彩ファクトリー

poRiffワークショップ「ぺたんこバッグをつくろう!」

レジ袋をつかって、自分だけのバッグをつくりましょう!
ポリエチレンを組み合わせてつくる「poRiff」。この技法をつかうと楽しく簡単にオリジナルバッグがつくれます。カットしたレジ袋からお好きな色や模様を組み合わせて、アイロンで圧着させてバッグを作っていきます。ワークショップに使う素材は用意していますが、参加者ご自身で使いたいレジ袋がある場合は、ぜひお持ち込みください※ポリエチレン(PE)素材のみ使用可能です。

  • 日時:2022年11月20日(日)10:30〜12:00
  • 会場:近畿ろうきん肥後橋ビル
  • 定員:5組10名まで(要予約)
  • 未就学児のお子様は、必ず保護者同伴でご参加ください。
  • 材料等は準備しますが、使いたいビニール素材の袋があればお持ちください。
poRiffワークショップ「ぺたんこバッグをつくろう!」

プロジェクト2

「“福”産物ツアー」

京都を拠点に活動するアートユニット「副産物産店」とともに、障がいのある人が創作活動やものづくりをおこなっている福祉施設をめぐり、そこで生まれる「副産物」をリサーチしました。福祉の現場でなにを「主産物」とし、なにを「副産物」とするのか。芸術や福祉の垣根をこえて、わたしたちが大切にしているものは何かを捉え直すツアーになりました。ぜひツアーレポートをご覧ください。

パートナー団体:副産物産店
訪問団体:西淡路希望の家(大阪)/やまなみ工房(滋賀)/GoodJob!センター香芝(奈良)

「“福”産物ツアー」
「“福”産物ツアー」
\ ツアーレポートはこちら /

プロジェクト3

副産物産店オンラインワークショップ

創作の現場、生活の現場などで、視点を変えて見ると価値が生まれるものがあります。それらを「副産物」と名付けて活動する「副産物産店」のお話を聞きながら、自分たちの身の回りにある「副産物」を探しましょう!

  • 日時:2022年11月11日(金) 18:00〜19:30
  • Zoomによるオンライン配信
  • 定員:20名
副産物産店オンラインワークショップ

プロジェクト4

展覧会「リ・プレイ展」

今回のプロジェクトで生まれた作品や商品をご紹介するとともに、廃材を使って作品を作る吉田楓馬さん(やまなみ工房所属)の作品を紹介します。

  • 開催日:11月20日(日)
  • 会場:近畿ろうきん肥後橋ビル
  • 展覧会「リ・プレイ展」は、事前予約にて「ぺたんこバッグをつくろう!」「エイブル・アートSDGsセミナー」に参加した方のみご鑑賞いただけます。
オンラインギャラリー

プロジェクト5

エイブル・アート
SDG sセミナー

エイブル・アートSDG sセミナー
エイブル・アートSDG sセミナー

持続可能なものづくりや環境のあり方について、福祉の現場での創作や仕事づくりの実践から考えるセミナーです。今回のプロジェクトに参加したパートナー団体の「くふう」「副産物産店」のみなさんと、たのしみつつ、あそびながらものの循環を考えるヒントを考えます。「くふう」代表の薮内さんからは、廃材を新しい素材に生まれ変わらせ、福祉施設の仕事にしていく仕組みづくりまでの過程をお聞きします。副産物産店の山田さん、矢津さんには、創造的な環境のなかで、新しい視点をもたらすことで生まれる価値についてお話いただきます。会場では今回のプロジェクトで生まれた製品や作品の展示販売もしますので、ぜひご来場ください!

登壇者:薮内都(くふう)、矢津吉隆・山田毅(副産物産店)
進行:岡部太郎(一般財団法人たんぽぽの家 常務理事)

  • 日時:2022年11月20日(日)13:30~15:00
  • 現地参加=会場:近畿ろうきん肥後橋ビル 12Fメインホール
  • 定員:40名(※ご予約が必要なセミナーです)

◉オンライン参加⇒YouTubeにて配信します。
視聴用のURLは後日お申込みいただいたメールアドレスにご連絡いたします。

現地参加、オンライン参加共通
お申込みについて詳しくは⇒下記の申込方法をご覧ください。

開催パートナー団体の紹介

  • •くふう(大阪)

    くふう(大阪)

    ゴミをすでに「あるもの」として捉え、あるものを使って工夫で世の中をちょっと愉しくする集団。関西の福祉施設とパートナーシップを組み活動している。

  • •副産物産店(京都)

    副産物産店(京都)

    アーティストのアトリエから出る副産物(発表する作品を主産物、それ以外に捨ててしまったり、不要なものを副産物として捉える)に新たな価値をつけて提供するプロジェクト。

“福”産物ツアー訪問団体

  • •西淡路希望の家(大阪)

    西淡路希望の家(大阪)

    大阪市東淀川区にある福祉施設です。刺繍や織りの雑貨や、利用者のキャラクターをいかした製品開発で定評があり、「スーパーハイパースペイシー」というキーワードでブランディングやイベントを開催しています。

  • •やまなみ工房(滋賀)

    やまなみ工房(滋賀)

    滋賀県甲賀市にあるやまなみ工房は、利用者一人ひとりの思いやペースを大切にしながら、日々豊かな関係作りに取り組む福祉施設です。ここで生まれる作品は国内外で高く評価され、各地からファンが訪れます。

  • •Good Job!センター香芝(奈良)

    Good Job!センター香芝(奈良)

    障がいのある人とあたらしい仕事づくりやはたらき方を実践しています。企業やクリエイターとコラボした商品開発、製造や、デジタル工作機器を使ったオリジナル製品づくり、カフェや流通の仕事も展開しています。

◉ ワークショップ・
セミナー申込み方法

  • メールでのお申込みは

    ableart@popo.or.jp

    件名を「エイブル・アート SDGs」として、お名前、ご所属(任意)、参加希望プログラム(複数選択可)、視聴URLを受信するメールアドレスをお知らせください。

    《参加希望プログラム》

    • 11月11日(金)
      副産物産店オンラインワークショップ (Zoom)
    • 11月20日(日)
      poRiffワークショップ 「ぺたんこバッグをつくろう!」 (近畿ろうきん肥後橋ビル)
    • 11月20日(日)
      エイブル・アートSDGsセミナー
      【現地参加(近畿ろうきん肥後橋ビル)】または【オンライン配信(YouTube)】
  • オンラインでのお申込み

お問合せ・お申込み先

〒630-8044 奈良市六条西3-25-4
一般財団法人たんぽぽの家(担当:岡部・中島)

Tel 0742-43-7055/Fax 0742-49-5501
Email ableart@popo.or.jp

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